第2回 FC加盟の準備

2010/08/03 0:40 に 編集部担当 が投稿   [ 2010/08/03 0:44 に更新しました ]

 

飲食店関連のFCは多数あります。まずはご自身がやりたいもしくは興味がある業態を絞り、その業態のFC本部の比較検討を行うのが最善の方法です。この章でFC本部に資料請求などのコンタクトをとる前に、まずご自身でやらなければならない事柄についてと、その注意点等を解説します。

 

 

開業したい業態をある程度絞りこむ

 

まずはあなたがどのような商売をこれから行っていくのかを、決める必要があります。このファーストナビは飲食店での開業を前提としていますのでの、業種は飲食店ですよね。ですが一口に飲食店といってもその内容は多義にわたります。和食レストランなのかイタリアンなのか、ラーメン屋なのか日本蕎麦屋なのか、喫茶なのか居酒屋なのかといった○○屋が業態です。

 

ご自分の経験や興味のある分野をよく考えて、開業したい業態を絞り込んでください。この段階ではひとつの業態に絞り込む必要はありません。まだ準備段階ですから複数の業態をリストアップする程度でかまいません。ここで重要なのはあなたがこの業態(商売)ならやっていけるというものを見つけることなのです。

 

 

どのくらい開業資金を準備できるか

 

やりたい業態がある程度絞り込めたら、次にやらなければならない事は開業資金のシミュレーションです。資金借り入れも含めてあなたはどのくらい開業資金の準備ができるかを、大まかにシミュレーションしてください。この段階での資金計画は概算だけで十分です。詳細な開業資金計画はこの後の段階でプランニングしますから、この時点では要するにいくら開業資金を準備できるかがわかればOKです。

 

FCでの開業だけでなくご自身で開業する場合も同様ですが、開業資金がいくらあるかによって、開業できる業態と資金不足で開業できない業態とがあるからです。大まかですが下記にFC業態ごとの必要開業資金のリストを示しましたので、参考にしていただければと思います。

 

 

開業資金5,000万~1億円以上

郊外型レストラン、焼肉店、回転すし、大型居酒屋、ラーメン(大型)、郊外型ファーストフード等

 

開業資金3,000万円以上~5,000万未満

セルフ式コーヒー喫茶、宅配ピザ、すし、居酒屋、サンドイッチ、パスタ、クレープ、お好み焼き、うどん、そば、定食屋等

 

開業資金1,000万円以上~3,000万未満

ラーメン、アイスクリーム、弁当、焼き鳥店、カレー、小規模居酒屋等

 

開業資金1,000万円以下

オフィスコーヒーサービス、アイスクリーム、たこ焼き、移動販売式レストラン、弁当等

 

 

 

開業できるFC業態を絞り込む

 

最初のやりたい業態の中から、用意できる開業資金を照らし合わせて残った業態が、あなたが開業できるFC業態です。もし資金の都合で開業できる業態がなければもう一度飲食店開業のプランニングを最初から考えてください。仮に3,000万円必要な業態なのに1,000万円しか開業資金が用意できないとなれば、あなたにどんなにやる気と情熱があっても、その業態のFC加盟は難しいと考えて間違いありません。大事なのは「今現在資金がこれくらいだからこの業態でもいいか」と安易に妥協しないことです。もしどうしても開業したい業態があるのでしたら、時間がかかっても必要な資金を貯めるべきです。

 

飲食店を経営することは何よりも「その商売が好き」でなければなりません。そのためにも時間がかかっても自己資金を貯めていく事も致し方ない場合があります。そして開業できる業態が残ったらまずは第一段階クリアです。